サービス関連情報 Webサーババージョン2への切替えに関するご案内【6/12 更新】
2019年6月3日
お客様各位
平素よりドメイン/Webサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
現在サーババージョン1のWeb環境をご利用中のお客様向けに、サーババージョン2環境への切替えについてご案内いたします。
サーババージョン1環境で公開中のホームページ閲覧に関する重要な内容となりますので、下記内容をご確認いただき是非サーババージョン2環境への切替えをご検討いただきますよう、お願い申し上げます。
今後ともドメイン/Webサービスをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
サーババージョン1環境のホームページ閲覧への影響
現在サーババージョン1環境で公開しているホームページは、2020年から各ブラウザで実施される予定のセキュリティ対策により、「https://」で始まるURLのお客様ホームページ(独自SSLおよび共用SSL)が閲覧できなくなります。
サーババージョン1環境をご利用のお客様におかれましては、上記対応としてサーババージョン2環境への切替えをお早めに実施いただきますようお願い申し上げます。
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※現在ご利用中のサーババージョンは、ドメイン/Webサービス管理者機能からご確認いただけます。
「管理者機能ページ」→「Web」→「Webバ情報」の「サーバ種別」よりサーババージョンをご確認ください。
ご案内の背景
近年、脆弱性が指摘されている「TLS1.0/1.1」(*1)について、大手4社のブラウザ(InternetExplorer/Edge/Safari/Firefox/Chrome)では、2020年に「TLS1.0/1.1」の利用を無効化する計画が発表されております。
これに伴い、より安全な「TLS1.2」に対応したブラウザとサーババージョン2環境でのご利用が必須となります。(*2)
サーババージョン2環境のメリット
- サーババージョン2環境ではブラウザ各社推奨の「TLS1.2」に対応
- PHPなどのプログラミング言語やデータベースもサーババージョン1環境より新しいバージョンがご利用可能
「TLS1.0/1.1」無効化実施後のイメージ
対象
- サーババージョン1環境をご利用中のお客様
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※現在、サーババージョン2環境をご利用中のお客様は対象外となります。
切替えに関するよくあるご質問 【6/12 更新】
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Q.
現在、サーババージョン2環境をご利用中のお客様は対象外となりますか。
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A.
世界的なセキュリティ対策の高まりや、主要ブラウザのGoogle Chromeなどの対応を受け、ホームページ全体をSSL化する「常時SSL化」が推奨されている状況となっております。
(Google Chrome68以降、「http://」から始まるURLにアクセスした場合、アドレスバーに警告文字が表示されております。)
今後、各社ブラウザで「常時SSL化」と「TLS1.0/1.1の利用を無効化」が必須となった場合、サーババージョン1では2020年以降はHTTPS接続ができなくなるため、現在「https://」から始まるURLを利用されていないお客様も、2019年12月までにサーババージョン2への切替えを実施していただくことを推奨いたします。 -
Q.
Webサーバーを他社(外部で公開)で公開している場合もサーババージョン2の変更は必要ですか。
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A.
現在サーババージョン1環境で公開しているホームページが無ければ、お客様作業は不要です。
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Q.
2020年以降、お問い合わせフォームを共用SSLで利用している場合は閲覧できなくなりますか。
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A.
はい。2020年以降は、お問い合わせフォームに限らず、サーババージョン1の共用SSLで利用されているページも閲覧できなくなります。
その他のサーババージョン切替えに関するよくあるご質問は、こちらをご参照ください。
サーババージョン2環境への切替え方法
サーババージョン2環境への切替えのお申し込みは、ドメイン/Webサービス管理者機能から簡単にお申し込みいただけます。
「管理者機能ページ」→「オプション」→「サーババージョン2切替え」
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※切替えのお申し込み費用は無料です。
また切替え時に、ホームページデータやFTPユーザ設定などの管理者機能の各種設定を引き継ぐことが可能です。(一部データを除きます)
切替えに関する詳細につきましてはこちらをご参照ください。
注意事項
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※サーババージョン1のホームページデータの移行は可能ですが、従来動作していたプログラムがサーババージョン2では動作しない可能性がございます。必ずお客様にてホームページの動作確認を行った上で切替えを行っていただきますようお願いいたします。
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※データベース(MySQL、PostgreSQL、SQLite)のデータは移行されません。別途お客様にてデータ移行が必要となります。
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※共用SSLのURLが変更されるため、共用SSLへリンクを設置されている場合はリンク先URLの変更が必要です。
(*1)TLSは通信の内容を暗号化するHTTPS接続を行う際に使用される通信規格です。
(*2)今回の影響は「https://」で始まるURLへのHTTPS接続となり、非暗号化の「http://」で始まるURLは、影響ございません。